2013年7月2日火曜日

【GAの壁】カテゴリには意味がある


GAは項目多すぎ!上から順にとりあえず見てレポートしている。漠然と指標を追っている…という方におすすめしたいネタ。既知の人はすっとばしてください。GAのカテゴリの並びには意味があります、というのが今日のテーマです。
GAIQ持ってますが正直、GAはわからない・知らないことだらけです。やっぱり実際に使ってこそ身に付くものだと思いますが、フルに活用しているかというとそんなことはないです。定期レポートだと見るポイントや指標は大体決まっていますもんね。


アクセスログを通じて何を取得しているのかというとユーザーのサイト内での動向です。具体的には「どのような人が、どこから来て、どこを見て、何をしたか」です。 GAのカテゴリは上から順に以下の通りに並んでいます。

どのような人が=>ユーザー
どこから来て =>広告・トラフィック
どこを見て =>コンテンツ
何をしたのか =>コンバージョン

<引用・参考文献>Google アナリティクス パーフェクトガイド 山浦直宏 著 P37~

アクセスログはユーザーの行動の軌跡を辿るものであり、指標にはそれぞれ必ず意味があります。数あるGAのMetrics、指標はこれらを掘り下げていくためにあるのです。そう考えると、数が多くてもそのサイトに必要な指標がなんとなくわかった気になりませんか? 私はこの分類の意味を知って解析に対する考え方が変わった、というくらいに納得しました。

数多ある指標は各カテゴリにぶら下がる形で配置されています。ユーザーは訪問者が新規かリピーターか、訪問数、PV数、滞在時間・・・などが指標として挙げられます。ですが、ちょっとややこしいのはそれら指標が特定のカテゴリにがっちり拘束されているわけではなく、他のカテゴリに使われていたりセカンダリディメンションとして選択して表示できる点です。
レポートする側としては、混乱が生じないように、カテゴリの趣旨はぶらさない。コンテンツカテゴリで新規、リピーターのセグメント分けをする場合も、結論はあくまでコンテンツに関することにしてであり、セカンダリディメンションは、そのカテゴリの情報を深堀するためのものである、ということを忘れないようにしています。そのコンテンツが質を重視するのか、量を重視するのか。用いる指標によってコンテンツの価値や効果を明確にできますよね。そのような「わかりやすい」レポートを書かねばならないと思っています。
 
GAは無料なのに恐ろしいくらい機能が豊富です。しかし、大きな企業になると、社内規律やPVの上限、ウェブビーコン方式の限界でGAは使ってない・使えないことろも結構多いと思われます。その機能を本当に活用すべきところが使わないにも関わらず、どこよりも早くユニークな機能が開発、付加されています。GAはGoogleの広大な実験農場なのですね。ですから、GAを使う限りは、使い倒してとことん利用したほうがお得だと思います。

あ、GAIQ取得したい人は、前記の本を隅々まで読み倒して自分で補足を加えていけば大丈夫かなと思います。自前のGAの画面見ながらやるとなおよし、です。

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